「膜腠三焦」理論に基づく過敏性腸症候群の病機と治療法の考察

XU Yan ,  

YANG Fang ,  

SHAO Rongshi ,  

SUN Huili ,  

LI Juan ,  

CHEN Xin ,  

HAN Jing ,  

摘要

本稿は陳潮祖教授の「膜腠三焦」理論を理論基盤とし、過敏性腸症候群と膜腠の機能及び構造異常との関係を考察した。三焦は有形の膜原と無形の腠理を含み、膜腠は全身に遍在し、その病変は気・津・筋膜の総合的な反映である。膜腠が気津を通行させる生理機能に基づき、過敏性腸症候群の病機は膜腠失和と気津失調と指摘した。本症の早期は外邪・情志・飲食刺激により膜腠拘急、気津運行失常が多く、中期は津滞進行して痰飲となり膜腠閉塞、後期は正虚を主として膜腠弛緩、固摂不能または伝導力低下となる。過敏性腸症候群の治療は「通」を総綱とし、早期には病因を除き膜腠を舒し気津運行を回復し痙攣緩急を解くことを以て通とし、中期には膜腠の有形阻滞を除き疏通し、後期には扶正を主として脾腎陽気を重視し補うことを以て通とする。また調神・暢情志を治療全般に貫徹し患者の不安情緒を緩解して身心同治の目的を達成すべきである。

关键词

膜腠三焦;筋膜;過敏性腸症候群;陳潮祖;病機;治療法

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